2014年02月01日
今年の限定酒は…。
大吟醸「紀伊国屋文左衛門」紅の原酒になるお酒 の上槽(じょうそう) がおこなわれましたー!
今回は槽(ふね) を使った「上槽」と呼ばれるしぼり作業を行います。
このタンクにしぼる前の「もろみ」が入っています。
「もろみ」とは、酒母、麹、蒸米、仕込み水を専用のタンクに仕込みじっくり約30日間 発酵させたものです。
これをしぼることによって、みなさまもご存知の「酒粕」と「酒」に分かれます。
上槽とは、「もろみ」を「酒粕」と「酒」に分ける作業のことなんですね!
これが「もろみ」です。
日本酒の仕込みが忙しいこの時期は、蔵に入るとこの「もろみ」の香りが漂っていて、すっごくお酒が飲みたくて飲みたくてたまらなくなります!!!
・・・と、撮影をしながらそんなことを考えていました。
さて本題に戻りまして…
梅の時期にちょこちょこ登場していた研究所の大西さんもただいま蔵で研修中!
頑張っています!
「もろみ」はホースを伝って一回り小さいタンク の中に。
大きい柄杓(ひしゃく) ですくってきつね(じょうろのようなもの)という道具の中 に…
河嶋杜氏もしっかり見ています。
それを木綿でできた酒袋の中に入れます。
たっぷんたっぷんしてます。
入口を折り返して、槽(ふね) に並べています。
並び終えた状態です。
しぼられたお酒はこんな感じです。
うすーくにごってます。
これは「荒走り(あらばしり)」といい、槽を使ったしぼりで一番はじめに出てくるお酒で、微炭酸ですっきりとした味となっているそうです。
大西さんも官能中。
炭酸が少しきいてすっきりした、女性にも飲みやすい味に仕上がっていました!
そしてこのお酒は・・・
2月2日のにほん酒BAR2014限定で飲める
大吟醸「紀伊国屋文左衛門」《紅》ささにごり生原酒
としてみなさんにもお届けいたします!!
各BARに置いていますので、ぜひお飲み下さい!!
そんなにほん酒BARも明日!!!
みなさんぜひ足を運んでくださいね。